2024年2月4日
こんにちは!
脳性麻痺の続きです。
脳性麻痺の分類について書きます。
まず麻痺の部分についての分類です。
1.四肢麻痺
2.両麻痺
3.片麻痺
4.単麻痺、三肢麻痺
四肢麻痺は左右の上下肢に麻痺があるタイプ
両麻痺は上半身よりも両側の下半身に強い麻痺があるタイプ
四肢麻痺に比べて上半身の麻痺が軽いタイプ
片麻痺は左右どちらかの上下肢に麻痺があるタイプ
単麻痺は左右の上肢か下肢いずれかに麻痺がタイプ
三肢麻痺は珍しく左右の上下肢どれか1つ正常な部分があるタイプ
脳のどの部分に障害があるかで麻痺のタイプが変わります。
左右の脳の大きな障害では四肢麻痺がおこりやすく、左右の片側の脳出血などの障害では片麻痺が起こりやすいです。
麻痺自体の分類では以下のように分類されます。
痙直型
アテトーゼ型
低緊張型
失調型
混合型
緊張が強くなるや、不随意運動が生じるなど麻痺自体の出方の分類です。
簡単に書くと
痙直型は筋肉の緊張が強くなる
アテトーゼ型では不随意運動がおこる
低緊張型では筋力が弱い 弛緩性麻痺に近い
失調型は筋肉個々よりも色々な筋肉の制御が困難になっている状態
混合型は上記が組み合わさった麻痺です。
次に詳しく書きます。