2023年12月10日
こんにちは!爪の続きです。
皆さん巻き爪という言葉は知っていると思います。
陥入爪(かんにゅうそう)という言葉をご存知でしょうか?
実際困って病院、クリニックに受診される方の多くが陥入爪です。
巻き爪と陥入爪の違いわかりますか?
これはどちらでしょうか?
シンプルに爪が巻いているので巻き爪です。
Wikipediaから引用
こちらは巻いている爪が肉に食い込んで炎症を起こしています。
炎症を起こすと肉芽(にくげ)という肉が盛り上がった状態になります。
この状態を陥入爪(かんにゅうそう)と呼びます。
肉芽の周りは赤く腫れあがり、汁や膿ののような液体が少量出てきます。
巻き爪も痛みがありますが、陥入爪は歩きにくいほど痛みが出ることが多いです。
巻き爪も爪がまいていて肉に食い込んでいるから同じじゃん?と思われるかもしれませんが、正確には異なります。
陥入爪は巻き爪が原因で起こることが多いですが、巻き爪がなくても起こります。
足の形、靴のフィッティング、爪の切り方、割れ爪など様々な原因で爪が肉に入り込んで炎症が起こることで陥入爪が生じます。
こまかな巻き爪、陥入爪の原因は今後書きます。
次回に続きます。