2024年4月21日
こんにちは!
少し思考を変えて医療の闇について書きます。
少し批判的な内容もあるため、嫌な方はスルーしてください!
今回は訪問リハビリについてです。
訪問リハビリは通常通院できない方に自宅で行うリハビリのことです。
医療保険と介護保険の2つがあります。
介護保険では通常65歳以上の介護認定を受けていて通院が難しい方へのリハビリを自宅にセラピストが訪問してリハビリを行います。
医療保険では多くは障害をもっているお子さんや65歳未満の成人の方が行っています。
訪問リハビリは病院・診療所からセラピストを派遣するか訪問看護ステーションからの派遣になります。
訪問看護ステーションは管理者が医師ではなく看護師で、リハビリ自体は主治医の医師からの指示書で行う形です。
介護保険の訪問リハビリは近年の国の高齢者の病院ではなくなるべく自宅で療養するという方針で増加傾向でセラピストを派遣する訪問看護ステーションも非常に多くなっています。
ある意味訪問看護ステーションも乱立状態であり、訪問リハビリの対象患者の取り合いの状況もあります。
そのため近年では医療保険の訪問リハビリを行う訪問看護ステーションが増えています。
主に障害児・障害者が対象となります。
私が診療していて非常に問題を感じている点があります。
・訪問リハビリの内容が何をしているかわかりにくく、適切なリハビリをしているか不明
訪問看護ステーション側も病態も不明な状態でリハビリを行っている
・訪問リハビリをしているセラピストが未経験者がたくさんいる
・小児の訪問リハビリを単なるお金儲けとして行っている方がいるように思います
近年どんどん状況は悪くなっている気がしています。
続きます。