こんんちは!
まだまだ続く体外衝撃波の続きです。
集束型・拡散型もともに持っている「筋肉や腱の炎症や痛みが取れる」という効果です。

下の段の国際衝撃波治療学会の適応の左側にあるものです。
筋肉や筋肉が骨につく部位である腱の炎症自体を改善したりそれに伴う痛みをすくなくする効果があります。
では集束型と拡散型はどう違うのでしょうか?
やはりエネルギーが全然違います。
エネルギー弱い拡散型は腱の炎症にもききますが、筋肉の大きな範囲の炎症には効果的です。
スポーツなどのオーバーユース(使いすぎ)などで筋肉が硬くなったときにも筋肉の滑走をよくして
動きやすくすることで痛みも改善すると言われています。
拡散型はスポーツ後の炎症に使いやすいです。
筋肉の「コンディショニング」をよくするという表現が良く使われます。

また肩こりや腰痛の方の筋肉の硬くなった状態や痛みに効果的です。

エネルギーの強い集束型は筋肉の炎症よりも狭い範囲で痛みがでる腱の炎症に効果的です。
神経に作用して痛みをなくす効果も集束型で主に認められるものです。
非常に強い痛みや筋肉が骨につく腱の炎症には効果的です。
肩によくみられる石灰沈着性腱炎という病気があります。
原因はわかっていないですが、肩の腱に突然石灰化(カルシウムがたまる)がおこり
強い炎症と痛みが生じる病気です。

BMC Muscloskeletal Disorder 2020から引用
左図にうっすらもやのようなものが石灰化です。
通常は自然に吸収されて痛みもなくなりますが、吸収されない物もあります。
その場合、外科的に取り除いたり針で吸引する治療があります。
集束型体外衝撃波は皮膚の上から照射することで石灰化がなくなり痛みも良くなると報告されています。
体を傷つけることなく治る優れものです。
肩以外の場所の石灰化にも有効です。
このように衝撃波は筋・腱の炎症に集束型、拡散型ともに有効です!
