2021年6月20日
こんにちは!
雑誌やテレビでダイエットに悪者のように扱われている気がする炭水化物についてです。
炭水化物
は3大栄養素(脂質、タンパク質、炭水化物)の1つです。
よく取り上げられる糖質制限ダイエットなどのででてくる糖質とは
糖質+食物繊維 = 炭水化物
炭水化物の一部です。食物繊維は人間の消化酵素では分解できない成分なので
エネルギー的には炭水化物と糖質はほぼ同じと考えて良いと思います。
(食物繊維は吸収されないので腸をそのまま流れて便通を良くしたりします)
ダイエットに炭水化物・糖質は悪でしょうか?
私の意見:全く悪でない。中途半端な糖質制限ダイエットは辞めたほうがよい。
ファスティングなどの断食系もお勧めしません。
ダイエットは1日の摂取カロリー<消費カロリーであればどのような方法でも体重は減ります。
簡単な算数です。
体重減少させること自体は引き算だけで解決します。
消費カロリーは基礎代謝+1日の運動量で決まります(算出方法は後日書きます)。
炭水化物・糖質は体を動かす基本のエネルギー元です。
解糖系という糖を分解してエネルギーをつくる機構が最も効率がよいです。
もし強めの糖質制限をして糖からつくるエネルギーが足りない場合は
筋肉や脂肪を分解してエネルギーを作り出します。
残念ながら脂肪分解よりも筋肉分解してエネルギーを作り出す方が多いです。
そのため1日に必要なエネルギー分の糖質をとらないと筋肉が分解されて筋肉量が減ります。
筋肉量が減ると基礎代謝が減るためダイエットを辞めた後に太りやすい体質にかわってしまいます。
ただし取りすぎた糖質は脂肪に置換されるため取りすぎは太るもとです。
(日本人は米好きなので糖質多めなので悪者にされているかもしれません)
リバウンドしにくいダイエットをするなら1日の必要最小限の量の糖質は取るようにしましょう!
タンパク質も筋肉を減らさないため一定量は必要です。
一番に減らすのは明らかで、残っている脂質です(ローファットダイエットと言います)。
脂質は1g 9kcalと最もカロリーが多いですが、脂質の多い食品はおいしいです。
一度コンビニなどでお弁当などのタンパク質・脂質・炭水化物バランス(PFCバランス)を見ててみください。
サラダで健康に良いと思っても意外と脂質が20g近く入っている食品も多く注意が必要です。
糖質は1日の運動に合わせて摂取しましょう。
日中仕事で動くなら朝、昼はある程度摂取して、家に帰ってからの晩御飯は
摂取後に動く量が少ないならそれほど糖質をとる必要はないです。
朝食べずに夜が一番多いのは最悪です。食べて寝たら脂肪になってます。
私は夜は筋トレしない日はほとんど糖質を摂取していません。
ここでの糖質制限は一般的なものでケトジェニックダイエットは別です!
ただしケトジェニックダイエットは一般の人にはかなり難しく実際できていない人が
多いと思います(極端に糖質制限しないとケトーシスという状態に入れません)。
私はケトン体の尿検査しながらケトジェニックダイエットしましたが大変でした。
ケトジェニックダイエットは後日記載します。
まとめ:過度の炭水化物・糖質制限は私はお勧めしません。
ダイエットはどの方法でも摂取カロリーを抑えれば体重は減る
リバウンドしにくダイエットするなら過度の糖質制限はよくない
晩御飯が1日で一番多いという食生活はやめましょう
ダイエットで筋トレしている人も炭水化物の取り方が間違っている人が多いです。
それも後日に!
出典:院長の意見が大部分