拡散型
拡散型は一度に幅広い範囲に治療が可能です。皮膚表面から照射し、筋肉や脂肪にも圧力を掛けられるので、筋・筋膜の施術により慢性的な痛みを軽減できます。そのため、慢性腰痛などの筋・筋膜疼痛症候群など、筋・筋膜の施術により有効的です。当院では拡散型体外衝撃波治療装置として「MASTER PULS MP100」を採用しています。
体外衝撃波治療
集束型・拡散型の2種類の
体外衝撃波治療装置を
導入しています
体外衝撃波治療とは
当院では、疼痛（とうつう：痛み）治療機器として、体外衝撃波治療装置の集束型と拡散型の2種類を導入しています。体外衝撃波治療とは、圧力波によって深部組織に衝撃波を加えることで原因となる傷害組織を破壊し、組織の活性化を図り代謝促進を促すことで自己治癒力が大きく改善する治療法です。注射や手術はなく、身体への侵襲なく疼痛治療を行うことができる上、体内深部の患部のみピンポイントに当てることが可能なため、安全かつ有効な治療法です。
効果が期待できる主な疾患
上腕骨外上顆炎（テニス肘、ゴルフ肘）、膝蓋腱炎(ジャンパー膝）、アキレス腱炎、
シーバー病、オスグッド、石灰沈着性腱板炎、疲労骨折、＊足底腱膜炎、
各種スポーツ障害（筋肉、腱、骨）、骨折遷延癒合、神経障害に伴う痙縮
＊難治性足底腱膜炎への治療は保険適用です。
体外衝撃波治療の特徴
侵襲がない
体への侵襲はありませんので、注射や手術は必要なく、傷跡も残らないため外来通院での治療が可能です。
安全な治療
副作用の報告はほとんどなく、低侵襲で安全性の高い治療とされています。治療後には治療前と同様にすぐに歩行が可能です。
長期的な除痛効果
成長因子を産生する効果があり、腱付着部における血管の新生を誘導し組織修復を促し、疼痛伝達物質を減少させる効果があります。
治療の流れ
01部位の特定
超音波エコーを用いて体外衝撃波治療をおこなう傷害部位を詳細に特定していきます。
02体外衝撃波の照射
痛みのない低いレベルの照射から開始し、反応を見ながら徐々に出力を上げていきます。1回10分程度の治療です。
03インターバル
活性化した組織の修復期間をおくため1～2週間ほどの間隔を空けて再度照射します。
個人差はありますが、3～6回程度、治療を続けていただくことで少しずつ痛みが治まっていきます。
当院の体外衝撃波治療装置
集束型
集束型は集束した範囲に体外衝撃波のエネルギーを与えるため、患部のみに対してピンポイントでエネルギー強度を高く照射することが可能です。障害部位の狭い範囲に照射することで、より治療効果を高めることが可能です。当院では集束型体外衝撃波治療装置として「DUOLITH SD1 ultra」を採用しています。
集束型体外衝撃波治療の料金
集束型体外衝撃波治療は保険適用外（＊難治性足底腱膜炎のみ保険適用）のため自費診療となります。
診察・X線などの画像検査、拡散型体外衝撃波治療は保険適用での診療となります。
| 1回につき | 7,000円 (税込7,700円) |
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