コラム

2023年7月9日

1,2歳のお子さんの歩き方が気になる たまに注意が必要です!


こんにちは!

 

1,2歳で歩き方が気になる、おかしいのではという受診が多いです。

 

以前に内旋歩行という小さなお子さん特有の歩き方について書きました。

https://seikei-yoshida.com/news/?colum=%E4%B9%B3%E5%B9%BC%E5%85%90%E3%81%AE%E6%AD%A9%E3%81%8D%E6%96%B9%E3%81%8C%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%80%E5%86%85%E6%97%8B%E6%AD%A9%E8%A1%8C%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6&preview_id=363&preview_nonce=a3737a9453&preview=true

歩くときに足のつま先が内にむく歩き方でうちわ歩行とも呼ばれます。

通常は年齢と共に改善するので様子を見ます。

 

しかし歩きが気になると受診して年に数人ほど他に異常がある場合があります。

麻痺、神経の障害があるお子さんがいます。

通常、脳性麻痺などの脳や神経の障害は赤ちゃんが生まれたときにおぎゃーと泣かずに

胎児仮死という状態で生まれたときによく起こります。

お産自体も大変なことが多く、妊娠週数が満期になるたいぶ前に陣痛が来て生まれた場合、お産の際に

赤ちゃんがうまく出てこれずに頭などが引っ掛かった状態で脳への酸素が少なくなってしまった場合に起こります。

赤ちゃんの出生体重が2000g以下のお子さんなどでも見受けられます。

 

出産時に胎児仮死などが見られたお子さんさんは生まれてすぐに脳の検査を行うためある程度診断がついてます。

一方で出産自体に問題ない場合でもお子さんに軽い麻痺がある場合があります。

そのため出産が問題ないから、生まれた体重が正常だから麻痺が絶対ないということにはならないです。

 

私の経験例を含めて次に具体例を書きます。

 

 

 

 



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