コラム

2024年1月28日

陥入爪(かんにゅうそう)について その5 治療III どの治療がよい?


こんにちは!

陥入爪の治療の続きです。

前回治療3つについて書きました。

1.コットンパッキング

2.爪の切除

3.器具で陥入部分を解除する

 

結局どの治療がよいのでしょうか?

以下は私の個人的な意見です。

まずは大きな肉芽ができていない段階

爪が食い込んで皮膚が赤くなったり、浸出液が少量の段階ではコットンパッキングで様子見るのが良いと思います。

なるべく早い段階で食い込みを解除することで炎症が収まりやすいです。

コットンを詰める時に痛みがありますが、なるべく奥まで詰めることが重要です。

次に肉芽もできて、浸出液がでて爪のまわりが赤くなっている段階です。

痛みも強く、浸出液も多い時期になります。

爪の食い込みが強いために爪周囲の組織の血流が悪くなり、皮膚の色が赤から紫色になります。

この時点ではコットンパッキングだけでは治癒は難しいことが多いです。

肉芽もあってコットンも入れにくくなります。

この時点では爪の切除か器具をつけて爪の食い込みを解除する方が良いです。

 

理想的には切除よりも食い込み解除の方が良いです。

爪の切除も非常に効果的で、痛みもすぐに改善しますが、一時的に爪の幅が細くなります

そのため爪が伸びていく途中で再度爪が食い込んできて陥入爪が再発する場合があります。

爪は幅広く、長いのが理想です。

器具をつける処置では爪の幅は短くならずに伸ばすこともできるため有効です。

可能なら陥入が解除できた時点で巻き爪が残っている場合に巻き爪矯正すると非常に効果的です。

 

ただし10代などの運動を盛んにしている方には爪の切除が有効だと思います。

器具をつけるため、スポーツによっては爪周りが汗や泥で汚れたりする場合には器具が外れる可能性もあります。

その場合には通院回数も少ない爪の切除で対応しています。

器具をつけない治療は保険治療でできるというメリットもあります。

 

陥入爪の治療の基本は食い込みを解除することです

陥入の程度と日常環境で治療を選ぶと良いと思います!

 

 

 



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