コラム

2026年8月22日

野球をやっているお子さんの肩の痛みは注意が必要 投球障害 骨折の場合も! 

こんにちは!

今回は野球をやっているお子さんに多い肩の痛みについて書きます。

一般的に投球障害野球肩といわれる野球のピッチャーに最も多く、遠投をする外野のお子さんにもよく見られます。

一般的にお子さんの投球障害といっても複数の病態が混ざっています。

大きくは以下にわけられます。

・骨端線離開(リトルリーガーズショルダー)

・インピンジメント症候群

・腱板損傷

 

・骨端線離開

小学生から中学生に見られます。

比較的低年齢で起こりやすくリトルリーグに所属するお子さんがなりやすいのでリトルリーガーズショルダーとも呼ばれます。

骨端線離開は骨端線という骨の成長する軟骨部分が離開(開く)ことで、一種の骨折、疲労骨折です。

J Med Invest. 2015より引用

Aが正常 Bが骨端線離開

上腕骨の丸い部分の骨端線(成長軟骨)がBでは通常よりも隙間が空いています。

 

内容としては投球動作を繰り返すことで上腕骨に牽引力や回旋力といった引っ張られる力がねじれの力がかかります。

特に小学生や中学入りたての頃のお子さんの上腕骨は成長期でまだ骨の柔らかい部分が多く残っています。

繰り返す負荷により骨端線が損傷し、レントゲンで隙間が広がって写ります。

一種の骨端線部分での疲労骨折です。

投球動作の度に痛みが出現します。

そのまま投球を続けると痛みが改善せずに、治療としては安静、投球制限になります。

幸い治りはよく、通常手術やギプスなどは必要なく投球制限で改善します。

投球制限の期間としては約4週間は必要です。

レントゲンで離開した部分が骨で埋まってくれば投球を再開します。

 

投球以外の運動は問題ないですが、投球制限の間もリハビリをお勧めしています。

その理由としては骨端線離開のしやすいお子さんがいるからです。

 

次に続きます。

 

 

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