2022年7月31日
こんにちは!
10歳前後のお子さんの足の内側の痛みが生じる有痛性外脛骨について書きます。
外脛骨とは足の舟状骨の内側にできる過剰骨と呼ばれる余分な骨です。
ヒトにはバリエーションがあり、手や足に小さな骨が多くあることがあります。
外脛骨は最も多い過剰骨で15%程度の方にあると言われています。
生まれるつきある骨ですが、10歳前後から中学生くらいで痛みが出ることがあります。
足を捻挫してから痛みが続くことが多いです。
後脛骨筋(Posterio tibial tendon)という足首を内・下に動かす筋肉が本来舟状骨についています。
外脛骨があるお子さんは舟状骨の上に外脛骨があるため後脛骨筋が舟状骨でなく外脛骨についていることが多いです。
外脛骨と舟状骨が骨として強固にくっついていないため、捻挫などがきっかけでぐらぐらしだして痛みが生じます。
診断は比較的簡単でまず立った時の足を見れば土踏まずの部分の内側が骨ばって出ています。
痛みも飛び出ている部分にあり押さえると痛みが強くなります。
外脛骨があるお子さんはほとんどが扁平足です。
後脛骨筋が土踏まずを作る一番大事な筋肉ですが、本来の舟状骨でなく外脛骨についているため
小さい時から後脛骨筋が十分に機能していないためです。
レントゲンでは外脛骨を確認することができます。
大きな外脛骨から小さな外脛骨までバリエーションがあります。
次は治療編について書きます。