2024年9月22日
こんにちは!
皆さん足のタコと魚の目(ウオノメ)という言葉は聞いたことがあると思います。
違いが判りますか?
タコは皮膚が硬化(硬くなる)して分厚くなった状態
魚の目はタコと同じく皮膚が硬化しますが、中央部に魚の眼のような芯があります。
魚の目は医学的には鶏眼(けいがん)と言われます。なぜか魚ではなく鶏の眼の名称がついています。
日本皮膚科学会から引用
上図の外側にあるのがタコ
内側にあるのが魚の目、中心に白い芯があります。
タコは単に皮膚の角質という部分が肥厚した状態。
重なる皮膚への刺激で起こります。
魚の目は肥厚した角質が何らかの原因で真皮という皮膚の深い部分まで入り込んだ状態です。
タコは繰り返す刺激で起こるため、足の裏以外にもペンだこのように手など色々な部位に起こります。
魚の目は足の裏だけにできます。
タコは単なる皮膚の硬化でそれ自体に強い痛みはありませんが、魚の目は芯の部分に強い痛みがあることが大きな違いです。
角質が真皮まで伸びていて、真皮には痛みを感じる神経が存在するから魚の目は強い痛みが生じます。
タコと魚の目ともに原因は繰り返す皮膚への刺激により起こります。
次に続きます。