2024年6月30日
こんにちは!
筋トレの人気種目 チンニングの続きです。
前回チンニングはフォームが重要と書きました。
今回は手幅の違いによる負荷筋肉の違いについて書きます。
1.手幅が広め 肩幅よりも広い
手幅が広い場合は主に広背筋に負荷が入ります。
上半身の反り方で広背筋の上部、下部への負荷の入り方が異なります。
上半身を反るほど広背筋下部への負荷が強くなります。
ただし反りすぎは腰を痛める原因となるので注意が必要です。
ある程度は反ってチンニングをするべきです。
イメージはバーに顔ではなく胸を近づける意識が良いと思います。
2.手幅が狭い 肩幅と同じかそれよりも狭い
広背筋よりも大円筋や腕の筋肉に負荷が入りやすくなります。
広背筋は背中の大きな筋肉ですが大円筋は脇の近くの斜めに走る筋肉です。
肩甲骨の下から上腕骨の肩の近くに付着する筋肉です。
手幅が広いと懸垂する際に広背筋の収縮がありますが、手幅が短いと広背筋の収縮や伸展が起こりにくいため負荷が大円筋に入ります。
腕の筋肉は順手なら上腕三頭筋、逆手なら上腕二頭筋への負荷が強くなります。
初心者の方はもともとチンニングするときに腕に力を入れがちなのでまずは手幅の広いチンニングからスタートする方が良いと思います。