2024年7月7日
こんにちは!
自重の人気種目 チンニング(懸垂)の続きです。
今回はチンニングのグリップについて書きます。
1.順手(オーバーグリップ) 逆手(アンダーグリップ)
一般的には上図のような順手(オーバーグリップ)が一般的です。
腕を逆にした逆手(アンダーグリップ)のチンニングもあります。
順手の方が広背筋+僧帽筋への負荷が入ります。肩、肩甲骨が大きく動きます。
逆手では肩、肩甲骨の動きが制限され僧帽筋への負荷は少なく広背筋単独への負荷が強くなります。
ただし腕をつかいやすくなる姿勢のため上腕二頭筋に負荷が多く入ります。
上級者なら広背筋への負荷の入れ方が上手いため逆手でも良いですが、初心者では腕を中心に使ってしまいます。
そのため背中を鍛えるなら基本的に順手でのチンニングをお勧めします。
上級者なら逆手でしっかりと広背筋に負荷をいれるのもありです。
ただしチンニング初心者の方はほとんど回数できないことが多く、広背筋の収縮も感じにくいと思います。
初心者の方では広背筋より上腕二頭筋の方が力を入れやすく、始めは逆手で行っても良いと思います。
ただし、上腕や手首に力が入りすぎて手首や肘を痛めることが多いためリストストラップなどを使ってください。
2.パラレルグリップ
平行なバーをつかっておこなうグリップです。
順手と逆手の中間のグリップです。
順手ほど僧帽筋への負荷が強くなく、逆手ほど上腕二頭筋への負荷が入らないグリップです。
広背筋中心に鍛えたい場合に使うとよいグリップです。
ただし、チンニングのバーに平行な部分が必要なため、単純なチンニングバーでは行えないこともあります。
以上チンニングのグリップでした。