こんにちは!
赤ちゃんの股関節脱臼は以前に色々書きました。

最近色々な地域から赤ちゃんの股関節脱臼疑いで紹介されています。
非常に地域差があることに驚いています。

赤ちゃんの股関節のチェックは一般的には以下です。
1.産院の1か月検診(小児科の先生)
2.生後1-3か月の間の地域の助産師、保健師さんの訪問、相談
3.地域の保健センターでの3,4か月健診
それ以外にはワクチン接種などで受診するときに小児科の先生に相談する場合があります。
正直、赤ちゃんを診ている小児科の先生の股関節に対する理解、見逃しの危険性への理解は高いことが多いです。
以前に日本でも股関節脱臼の見逃しが多いという報告がでて、整形外科だけでなく小児科の先生にも股関節脱臼を見逃さないために注意をするようになっています。
このように現在の日本の状況でも股関節脱臼の見逃しが多いことが判明して皆が見逃さないように積極的に検査を進めています。
私のクリニックの近隣の先生も非常に理解されていて見逃さないように怪しければすぐに紹介してもらえています。
問題は上の2,3の地域の助産師、保健師さんや保健センターの場合です。
地域の助産師、保健師に股関節が硬いと母が相談して、「ちょっと硬いけど様子見ましょう」
保健センターでの健診でも「ちょっと硬いけど微妙なので様子見ましょう」などが見受けられます。
確かに医師ではないため診断はできないです。
だからなぜ経過観察をするのでしょうか?
股関節脱臼の疑いは経過観察して良いのでしょうか?
なぜ様子見るのか全く理解できないです。
しかも4か月ごろに健診で指摘されて「微妙なので2か月後の生後6か月にもう一度来てください」と言われたお子さんもいました。
非常によくない対応だと思います。

このお子さんはワクチンで小児科を受診して相談して小児科の先生から様子見るのは良くないのですぐに診てもらいなさいと当院に紹介されました。
今までに何人も経過観察と言われて1-2か月様子見されている赤ちゃんがいました。
中には股関節脱臼のお子さんもいました。
私の意見では経過観察は全く意味がないです。
次になぜ股関節脱臼疑いの経過観察が良くないか書きます。
