2025年10月19日
こんにちは!
今回は筋トレと腰痛について書きます。
以前にも腰痛については書いていますが、今回は筋トレ全般の腰痛と対処方法について書きます。
腰痛は運動全般に起こりうる問題です。
筋トレでは肩、肘、手首の上肢の痛みと腰痛がよく見られます。
上肢はトレーニングギアやフォーム改善である程度予防できますが、腰痛はなかなか難しいことが多いです。
一般的に腰痛は様々な原因で起こり、一部は椎間板ヘルニアなどの特定の原因のある痛みですが大部分は非特異的腰痛と言われ特定の原因が断定できない腰痛と言われています。
筋トレでも腰痛が起こりやすく、椎間板ヘルニアなどよりも筋筋膜性腰痛や骨盤周囲の関節からの痛みが原因と言われてます。
筋トレで生じる腰痛は2種類あると思います(整形外科医として私が個人的に考えている意見です)。
1.悪いフォームによる腰への過負荷による腰痛
2.筋肥大、トレーニング後の筋肉の硬さから来る腰痛
1は腰の反りすぎ、曲げすぎが原因で起こりやすいです。
多いのは腰の反りすぎです。
腰を曲げすぎは初心者に多く特にデッドリフトで起こりやすいです。
特に床引きデッドリフトで床から持ち上げる際に腰が曲がりやすいです。
無理な重量で行う時に多いです。
床引きの際は特に腰を丸めないように注意しましょう。
個人的には床引きデッドリフトは上級者向きで、ハーフデッドリフトをお勧めします。
以前の記事を参考にしてください。
次に続きます。