コラム
2025年10月25日
筋トレと腰痛 避けては通れない問題！ その２ 腰を反りすぎるな！
こんにちは！
筋トレと腰痛の続きです。
前回に筋トレで生じる腰痛は２種類あると思います（整形外科医として私が個人的に考えている意見です）。
１．悪いフォームによる腰への過負荷による腰痛
２．筋肥大、トレーニング後の筋肉の硬さから来る腰痛
１に関してまずはデッドリフトでの腰を丸めることがダメと書きました。
実際に悪いフォームによる腰痛は腰の反りすぎの方が多いと思います。
皆さん、筋トレ以外でも体に力をぐっといれるとどうなるでしょうか？
腰を丸めるでしょうか？
力を入れて腰を丸める人はトレーニングか運動の上級者です。
普通の人は全身の力、特に体幹に力を入れると背中を反ると思います。
筋トレでも背中を反りすぎることが非常に多く見られます。
ベンチプレス、スクワット、デッドリフトのBIG３すべてで見られます。
ベンチプレスではブリッジを組む際に背中の上の方でなく腰の方でブリッジを組んでしまって腰痛が出る人がいます。
スクワットも力を入れるあまりスタートポジションで腰を反りすぎている人を見かけます。
デッドリフトは床からの始動では腰を丸めますが、バーベルを上げていく際に必要以上に背中をそって腰を痛めやすいです。
高重量であればあるほどより体幹に必要以上に力がはいって腰がそりがちです。
背中、腰はそれほど反ってはいけません。
腹圧が抜けてしまっているために、背筋だけ力入れて反っている人がほとんどです。
次に続きます。
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「筋トレと腰痛 避けては通れない問題！ その３ 腹圧かけろ！」
