2025年1月26日
こんにちは!
筋トレとストレッチの続きです。
前回にストレッチはトレーニング前後に有効であると書きました。
しかし一方で以前より論文で筋トレ前後のストレッチが筋肥大に悪影響を持つと報告されています。
その前にストレッチには2種類あることをご存じでしょうか?
静的ストレッチと動的ストレッチです。
静的ストレッチは筋肉を伸ばした状態で動かず保持するストレッチ。
動的ストレッチは小刻みに関節、筋肉を動かしながら行うストレッチです。
一般的に運動前は動的ストレッチ、運動後は静的ストレッチを行うことが多いです。
運動前はカチコチの体をウォーミングアップして、関節筋肉を柔らかくするためにこきざみな動きのある動的ストレッチ。
運動後は使用後の短縮や熱をもった筋肉のクールダウンとしてじっと筋肉を伸ばす静的ストレッチ。
以前は運動前はパフォーマンス向上やケガの予防にストレッチ全般が重要とされていました。
その後徐々にストレッチの悪影響を報告する論文が増えてきました。
特に静的ストレッチを行うと筋肉量が減少すると報告されています。
さらには静的ストレッチで運動時のケガの発生を予防できないとも報告されています。
論文がでてからストレッチが筋肥大に悪影響という言葉が普及しました。
何故なのでしょうか?
理由は明確にはわかってないですが、トレーニング前にストレッチをしっかりと行うと筋肉が伸ばされます。
筋肉は収縮(縮んで)して筋力を発揮します。
ストレッチをすることで筋肉が伸びてしまうと筋肉の収縮力が落ちてしまうため最大瞬発筋力が落ちると考えられています。
確かにアキレス腱などを伸ばす手術するとアキレス腱の元である腓腹筋の筋力はかなり落ちてしまいます。
そのため現在では運動前の過度のストレッチはダメと言われています。
次に続きます。