コラム

2023年5月7日

筋トレとお酒 蒸留酒飲んでたら大丈夫!? お酒の特性 トレーニングへの影響


こんにちは!

筋トレとお酒の続きです。

前回に蒸留酒は醸造酒に比べて糖質がなく、アルコール自体も熱にかわるためエンプティカロリーと言われていると説明しました。

 

そのため筋トレをしている方では太らないようにお酒は蒸留酒に限定して飲まれている方も多いと思います。

ではトレーニーに蒸留酒は問題ないのでしょうか?

 

答えは問題あり!です。

アルコールの特性を知る必要があります。

 

アルコールは体に対して有害なものです。

体に残してはいけないもので体がすぐに反応します。

そのためアルコールを摂取すると体はいの一番アルコールを分解しようとします。

アルコール分解している間は他の食事の消化などは抑えられアルコール分解に全力になります。

アルコールを摂取するとしばらくの間食事の消化、カロリー消費が行われずに、脂肪として蓄積されやすくなります。

またアルコール分解にビタミン、ミネラルなどを消費するため通常の食事を消化する効率が落ちて脂肪がつきやすくなります。

 

加えてアルコール自体が筋合成を妨げると報告されています。

アルコール摂取で筋合成を高めるmTOR(エム トール)という伝達経路の活動が低下します。

コルチゾールもアルコール摂取で分泌され、糖を作り出すために筋肉を分解する作用があると言われています。

 

まとめると

・アルコール自体が食事の消化、分解を妨げる

・アルコールで筋合成が低下する

 

アルコール自体が体に害のあるものなので良い作用がないです。

蒸留酒にして糖質を摂らなくてもアルコール自体が太りやすく筋合成を邪魔します。

 

勿論たくさんお酒を飲むとビールとウイスキーで糖質のカロリー差がでると思いますが

普通の量ではそれほど差がなく、アルコール自体の悪い作用の方が強いです。

 

以上アルコールの特性でした。

次に実話!トレーニーの蒸留酒神話です。



コラム一覧へ