2023年4月30日
こんにちは!
筋トレとお酒の続きです。
よくトレーニーはウイスキーなどの蒸留酒を飲んでいます。
ビールなどの醸造酒に比べて糖質を含まないためカロリーが低いので、ボディメイク的に太らないように蒸留酒を選んでいることが多いと思います。
アルコールの摂取は他の食品と異なる性質があります。
アルコール自体は1gあたり7Kcalと言われています。
タンパク質が4Kcal、脂質が9Kcalなので数値上は比較的カロリーがあります。
アルコールは摂取すると胃や小腸ですぐに吸収され全身に回ります。
その後肝臓で分解されます。
1.アルコール脱水素酵素(ADH)でアセトアルデヒドに酸化
2.アセトアルデヒドがアルデヒド脱水素酵素により酢酸に代謝
最後にできた酢酸が体内でエネルギー源として利用されます。
酢酸は急速に燃焼され熱に変わるので、お酒を飲んで体が熱くなる所以です。
このような経路のためアルコールは糖質や脂質のように体内に蓄積されずに熱に変わるため
エンプティカロリー(カロリーとしてない)と言われています。
そうなんです。お酒、アルコール自体は飲んでぽかぽかする熱としてエネルギー消費されるため
ほとんどカロリー計算しなくて良いのです!
では糖質も含まない蒸留酒なら全く問題ないのでしょうか?
酒のつまみなど余計なものを食べなければよいのでしょうか?
答えはNO!です。
次にアルコールの特性と筋トレへの影響を書きます。