2024年11月17日
こんにちは!
今回は筋肉トレーニングで肘を痛めた時の対応です。
前回肩を痛めた時の話をしました。
今回は肩と同じくらい多い肘の痛みについてです。
以前にも肘の痛みについて書きました。
筋トレの場合はいわゆるテニス肘、ゴルフ肘の両方が起こります。
テニス肘は肘の親指側の痛みで手首や指を伸ばす筋肉、ゴルフ肘は肘の小指側の痛みで手首や指を曲げる筋肉の炎症で起こります。
上図はテニス肘で手首や指を伸ばす筋肉がまとまって上腕骨の外側(親指側、上腕骨外上顆という部分)に付着します。
手首などの筋肉の使い過ぎで炎症が起こると痛みが起こります。
筋トレではゴルフ肘(内側、小指側)よりもテニス肘(外側、親指側)が多いです。
筋トレはほとんどの種目でおもりを手首、手で支えます。
手首の使い過ぎで肘の痛みはよく起こります。
肘の使い過ぎではないです。
肘をどうこうしても何も症状はよくなりません。
ゴルフ肘、テニス肘はともに手首、指の筋肉が原因で肘の安静や肘のサポーターしても治りません。
マシン種目よりもダンベルやチンニングで起こりやすく、ベンチプレスなどのバーベル種目でも起こります。
もちろんアームカールなどの腕の種目をよく行うと起こりやすいです。
肘の痛みの1番の理由は無理な重さです。
無理な重さで行うと手首に必要以上に力が入ります。
本来前腕の種目でもなければ手首に力を入れる必要はありません。
ただし筋トレのほとんどの種目でおもりを使い、おもりと体の接点が手や手首であるためどうしても手首に負担がかかります。
背中の種目であるチンニング、ベントオーバーローイング、ラットプルダウン
大胸筋の種目であるベンチプレス、ダンベルプレス、ダンベルフライ
肩の種目であるサイドレイズ
これらの種目は肘を痛めやすい種目です。
本来は手首に力をいれる必要はない種目ですが、どうしてもおもりとの接点である手首に負荷がかかります。
特に筋トレ初心者は対象筋への負荷の入れ方がわかっていないため、対象筋でない部分にも力みが入りやすいです。
対応については次に書きます。