コラム

2025年3月30日

筋トレ みんな大好きプロテイン その3 WPC WPI WPH 乳糖不耐症?


こんにちは!

みんな大好きプロテインの続きです。

前回プロテインは1.原材料による種類2,組成による種類に分けられると書きました。

原材料の種類はホエイ、ガゼイン、ソイという種類の説明を書きました。

 

今回は組成による種類です。

主にホエイプロテインで種類分けされています。

ホエイ(乳清)はチーズなどの乳製品を作る際にでる上澄みから作られます。

その中の成分の抽出方法で区別されます。

以下の3つがあります。

・WPC (ホエイプロテインコンセントレート:whey protein concentrate)

・WPI  (ホエイプロテインアイソレート:whey protein isolate)

・WPH (加水分解ホエイプロテイン:whey protein hydrolysate)

 

WPCとWPIの違いはコンセントレートとアイソレートです。

コンセントレートは濃縮アイソレートは分離という意味です。

製品の中の純粋なたんぱく質の濃度が異なります。

一般的にWPCは70%程度、WPIは90%がタンパク質で他の牛乳由来の色々な成分の量が異なります。

 

WPHはタンパク質ががあらかじめ加水分解という処理をされた製品です。

もともとガゼインやソイよりも吸収の早いホエイプロテインですが、WPHはあらかじめ分解されているためさらに吸収が早いです。

タンパク質の純度がWPC<WPI

吸収速度がWPC,WPI<WPH  です。

 

さらにホエイプロテインは牛乳の成分をある程度含みます

一定数の方に乳糖不耐症という牛乳を分解するラクターゼとうい酵素の働きの悪い方がいます。

乳糖不耐症の方が牛乳やプロテインを摂ると吸収が上手くできずに下痢や腹部膨満が起こります

乳糖不耐症でない方はなるべく牛乳の成分がない製品の方が良いのでWPCよりもWPI、WPHが良いです。

WPIだけでなくWPHも処理をしているためにタンパク質純度は高いです。

 

ただしWPCに比べてWPI、WPHは高価で味の種類も少ないです

特にWPHは製品自体も少ないです。

乳糖不耐症でない方はWPCで問題ないです。純度が高くなくても粉末の量を多くとればよいです。

乳糖不耐症の方はWPIが良いと思います。ちなみに私も基本はWPIを摂取しています。

 

以上プロテインでした!



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