こんにちは!
お子さんの成長痛の続きです。

前回までに成長痛は基本的に経過観察で良いと書きました。
基本的に夕方、夜の痛み、患部が腫れたりせず外観は正常、次の日にはケロッとしているなどが特徴です。

これらの特徴から外れる場合には他の病気の可能性があります。
他の原因となる病気としては非常に稀ですが
・腫瘍
・若年性特発性関節炎などの関節炎を起こす病気
などが考えられます。
・腫瘍
稀ですが、膝回りに骨腫瘍ができたり、関節に軟部腫瘍(骨でなく柔らかい組織の腫瘍)ができることがあります。
骨腫瘍として悪性腫瘍としては骨肉腫が有名ですが、膝回りによく起こります。
よくお子さんの脚の痛みで受診されるご両親がネットで調べて「骨肉腫でないですよね?」と心配されます。

他にも痛みが起こる骨腫瘍としては類骨骨腫という腫瘍も脚にできて特に夜間痛が起こります。
軟部腫瘍としては色素性結節絨毛性滑膜炎という膝や足首にできる病気もあります。
ただし腫瘍の場合は一般的に夜だけ痛いことは少なく、いつも同じ場所に痛みが起こります。
軟部腫瘍では患部が腫れることがほとんどです。
骨腫瘍で類骨骨腫だけは夜間に痛みが起こりやすく注意が必要です。
そのため成長痛の場合でも念のため脚のレントゲンは一度は撮っておいて良いと思っています。
次に関節炎について書きます。
