コラム

2026年6月20日

成長痛 リウマチ? 若年性特発性関節炎 その3 検査 エコーが有用!

こんにちは!

若年性特発性関節炎(JIA)の続きです。

前回に7つの型の簡単な特徴について書きました。

成人の関節リウマチと異なり関節の炎症する度合いや関節数も様々です。

 

今回は診断ついて書きます。

血液検査は必須の検査で体の炎症の程度を計測します。

しかし若年性特発性関節炎は症状、分類も多く、成人の関節リウマチのように特定の測定項目で容易に診断できないことがほとんどです。

そのため診断では関節炎の評価、診断が重要です。

レントゲン検査もよく行われますが、初期の段階ではレントゲンは正常な場合が多いです。

関節炎が長期間持続すると関節が破壊されレントゲンで変化がでますが、診断がついていない初期では通常正常です。

局所の関節炎の評価で有用なのは超音波とMRIです。

そのうえで初期の診断に重要なのが超音波です。

 

若年性特発性関節炎は就学前のお子さんが発症することも多く、MRIが簡単に撮影できないです。

MRIは1つの関節を撮影するのに20-30分程度要し、撮影時に少しでも動いてはいけません

撮影室は磁場に囲まれるため個室で大きな機械に体全体で1人で入る必要があります。

そのため就学前のお子さんは普通にMRI撮影することが難しく、通常点滴をとって麻酔でつかうような鎮静剤を投与して寝かして撮影します。

鎮静剤は呼吸が止まってしまうリスクもあるため成人のMRI撮影に比べてリスクがあるのと撮影するのに点滴をとったり、撮影中にモニターで酸素濃度の測定が必要など通常より検査時間がかかります。

 

そのため初期の診断、疑いの段階で気軽にMRIを撮影することは通常難しいです。

そこで関節炎の診断で非常に有効なのが超音波です。

超音波は生まれたての赤ちゃんか使用することができ、レントゲンのような放射線も使わず無害です。

近年の機械開発の進歩でかなり詳細に関節炎が超音波で評価できるようになっています。

 

次に続きます。

 

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