2023年12月30日
こんにちは!
巻き爪矯正の保険治療、保険外治療について書いてきました。
では何が優れているのでしょうか?
どの治療も一長一短があります。
私の個人的な意見を今回は書きます。
あくまで個人的な意見で特定の方法、手技を否定するものではないです、、、。
まずは保険治療。
巻き爪に対して単なる爪の切除はその場しのぎにしかならないです。
より状態が悪く痛みを伴う陥入爪では切除もありだと思いますが、巻き爪では良くないと思います。
鬼塚法やフェノール、レーザーも一時的には巻き爪も見られなくなるのですが、爪母が傷つくため変形したり爪の幅が短くなるため長い目で見れば爪の変形や巻き爪の再発が見られやすいです。
爪は平たく、長い状態で体重をかけると巻かずに平らになります。
爪は幅狭く、短くなるほど体重がきれいにかからず巻き爪になりやすくなります。
次に保険外治療
クリップ法は矯正力が弱く、外れやすくて実際のところ使いにくいです。
他の方法でしっかりと矯正して巻き爪が平らになった状態の後に維持するために使用するのには良いと思います。
プレート法は矯正が弱いものが多いです。
実際のところはプレート法が巻き爪治療でネイルサロンで多いと思います。
それはワイヤー法が爪の処置を伴うため医療機関しかできないからです。
ヒトの体を直接処置するのには医師や看護師などの国家資格が必要なためです。
クリップ法やプレート法は爪につけているだけなので医療機関でなくても実施可能です。
矯正力はやはりワイヤー法が強いです。
ただしワイヤーが爪の上につくため引っかかることが多いのが問題です。
高齢の方の爪では矯正力が強いせいで爪が割れてしまうことがあります。
私は以前はマチワイヤーを主体に矯正を行っていました。
現在は変えました。今はプレート法を主体に時折ワイヤー法にしています。
その理由は次回書きます。