2023年12月29日
こんにちは!
巻き爪矯正の続きです。
前回は保険治療について書きました。
今回は保険外の治療について書きます。
爪に特殊な器具をつけて巻いている爪を矯正していく方法です。
マルホ 巻き爪マイスターHpから引用
様々な方法がありますが、基本的な原理は巻いている爪に対して伸ばす方向に力がかかる器具をつけて矯正して爪をまっすぐにしていくことです。
通常器具を1か月から半年ほど継続して装着して矯正してきます。
方法としては主に以下があります。
1.クリップ法
2.プレート法
3.ワイヤー法
1.クリップ法
クリップ型の器具で爪にひっかけて矯正する方法です。
巻き爪マイスターHpから引用
器具をひっかけているだけなので簡便で患者自身での装着も可能な器具もあります。
一部の器具は医療機関限定ですが、多くの器具は誰でも装着可能でネットでも販売されています。
普通の通販サイトでも検索すればたくさんでてきます(巻き爪マイスターは医療機関向け製品です)。
長所は装着が簡便で装着操作に痛みは発生しません。
欠点は簡単にひっかけているだけなので非常に外れやすい点です。
さらにひっかけたバネの力はそれほど強くなく矯正力が弱いです。
重度な巻き爪や活動性の硬い方への装着は矯正力と外れやすさから難しいとは思います。
軽度の方にはある程度適応があるかと思います。
続きます。
次のコラムへ
「巻き爪の治療 その4 保険外の巻き爪矯正 プレート法」