コラム
2023年11月26日
巻き爪 陥入爪 爪は何科に行けば良い？皮膚科？形成外科？ その２
こんにちは！
爪の続きです。
どの科に爪のトラブルの受診が良いかの続きです。
前回は皮膚科について書きました。
軟膏中心の診療所もあるため注意が必要です。
次は形成外科です。
皆さん形成外科はご存知でしょうか？
体の表面の治療を主に外科的に治療する科です。
整形外科と混同される方が居ますが、形成外科は主に体表、皮膚中心の外科治療を行います。
火傷のあとの皮膚の移植（植皮）、乳がんの手術後の乳房再建、ケガの跡の傷をきれいにする手術等体中の様々な手術を行う科です。
体表の治療や乳房再建などの手術をする関係で美容形成とも関連が強く、美容形成も同時にされている先生もいます。
形成外科は皮膚科よりもより外科的手技に精通されています。
爪の処置、手術が可能な先生は皮膚科よりも多いと思います（個人的な意見です。
ただし、形成外科の診療所が少なく病院でも形成外科があるのは大きな総合病院が多く巻き爪などの治療を行っていない場合もあります。
そのため巻き爪で形成外科に受診することはやや難しめです。
爪、足のケア（フットケア）で有名な形成外科の先生もいますが、すべての形成外科の先生が巻き爪、陥入爪の処置をしているわけではないためその点も注意が必要です。
次は整形外科の爪治療について書きます。
