2023年5月14日
こんにちは!
思春期の特発性側弯症治療の続きです。
今回のまずは治療の中心となる装具治療です。
川村義肢さんのカタログから拝借
装具治療の大きな目的は側弯の悪化を防ぐことです。
側弯症は成長する間に角度が大きくなって進行します。
通常成長が停まると進行も停まります。
しかし前回書いたようにCobb角(コブ角、側弯のまがり角度)が30~40度越えるようになると
成長終了後も緩やかに進行すると言われています。
装具治療の大きな目的は成長終了後にCobb角を30~40度以下にする(できれば可能なだけ小さな角度でとどめる)ことです。
40度を越えると通常手術治療を勧められるため、装具治療で手術を回避することが一番の目的です!
側弯装具は1940年代に始まり、曲がりを3つの場所で押さえて矯正することがコンセプトです。
始めは上図の様な首まで大きな範囲で固定して矯正する装具でした。
しかしこのような装具は矯正力は強いですが、日常生活がままならないという大きな欠点がありました。
その後脇の下で矯正するアンダーアームブレースが開発され何種類かの装具が誕生しました。
現在ではアンダーアームブレースを主に用いています。
側弯の形や曲がっている場所位により装具を変えています。
色々な装具がり、次回書きます。