2023年4月15日
こんにちは!
お子さんの背中のまがり(側弯症)の続きです。
側弯症で最も多い約80%を占める特発性側弯症について書きます。
特発性とは原因不明という意味で、現在でも多くの側弯症の原因は不明です。
原因としては環境の要因+遺伝的な要因が推測されていますが未だ不明です。
特発性側弯は10-18歳の思春期に起こることが多く思春期特発性側弯症とも言われます。
10歳以下の学童期でも起こりますが頻度は少ないです。
3歳以下の乳幼児期では特発性側弯症はほとんどなく先天性側弯が大部分を占めます。
そもそも側弯症とはレントゲンで10度以上の曲がりがあると定義されます。
曲がりのことをCobb角(コブ角)と言います。
学童期の女の子に多く見られます。
側弯症は成長と共に悪化することが多い病気で、早めに見つけて治療をすることが重要です。
そのため現在では学校の検診で早期発見して早期治療、できるただけ手術を回避することを目標とした
積極的な治療が行われています。
これから
・特発性側弯症の特徴
・治療
・早期発見
以上について書いていきます!