コラム

2023年3月12日

体外衝撃波の効果 その3 骨もが治る!! 超音波治療との違い


こんにちは!

体外衝撃波の効果 骨編の続きです。

 

前回に骨折が治癒しない状態の偽関節の現在の治療で手術以外に超音波があると書きました。

帝人ファーマさんの超音波骨折治療機器「セーフス」

 

超音波の機械は毎日20分偽関節部分に超音波を繰り返しあてることで偽関節が治りやすくなるというものです。

偽関節の手術をした後に使われたり、骨折して3か月たって治りかけているけどまだ不十分な場合に使われます。

ただし偽関節自体を治すというよりも偽関節状態から治る期間が少し短くなる感じの治療効果です。

 

超音波は健康保険が適応されていて現在では以下で使えます

・骨折で手術した直後

・骨折してから3か月以上経過しても骨のできが悪い時

イメージとしたら治りにくい場所の骨折やバラバラにくだけた骨折の手術した後や

3か月しても治ってきているけど少し骨が出来にくい場合、偽関節の手術した後に使われます。

 

超音波は衝撃波と違い弱いエネルギーの繰り返す波が伝わります。

骨折部分には繰り返して弱い振動を起こすことで骨を作る細胞が元気になることで骨ができると言われています。

ただしエネルギーも弱いため毎日20分間使う必要があり、単体で偽関節を治す効果はないです

手術等の治療の補助として使われることが多いです。

 

体外衝撃波はより強いエネルギーで偽関節を治す効果は超音波よりも強いと言われています。

残念ながら日本では健康保険の適応はないですが、海外では広く使われています。

偽関節だけでなく疲労骨折でも使われて通常よりも早く骨が治ると言われています。

 

次に書きます。

 

 

 

 



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