コラム

2025年5月10日

トレーニングベルト、腹圧を高めるとはなんぞや?


こんにちは!

トレーニングベルトの続きです。

前回にトレーニングベルトは背中を丸めずにそらすための物ではなく腹圧を高めるギアと書きました。

腹圧を高めるとはイメージできるでしょうか?

一般的に人は体幹の力を入れようとすると背中を反る傾向にあります。

背中を丸めて力を入れるよりもぐっと力を入れようとすると背中は反ると思います。

背中の過度の反りは腰も痛めやすく、さらに反りすぎは実は股関節が使えなくなりパワーも落ちることが多いです。

体幹、股関節のパワーを出すには背中の反りすぎよりも少し股関節が曲がって背中もまっすぐからやや曲がっている方がパワーが出ます

もちろん背中を丸めすぎると腰を痛めます。

そのため腹圧、腹筋周囲に圧をかけ続けることが重要です。

 

自分の体で腹筋に力を入れてみてください。

背中は反らずにやや曲がり、股関節もわずかに屈曲すると思います。

下肢、股関節の力も背中に使えられるポジションになります。

この腹筋に力を入れた腹圧がかかった状態でトレーニングすることでパワーも発揮できて腰痛も起こりにくくなります。

腹圧を高めると背中が反りすぎないだけでなく腰も丸まりにくくなります。

 

トレーニングベルトはこの腹圧を高めるために使用するものです。

そのため背中を反って装着するのではなく腹筋に力を入れた状態で装着することが重要です。

ベルトをぐっと締めてコルセットの様に背中をすごく反っている方をちょくちょく見かけます。

腹圧をかける意識を持ちましょう。

 

さらにベルトをしていて腹筋の力を抜くのではなく、トレーニング中は常に腹筋に力が入っているイメージを持つことが重要です。

 

次にトレーニングベルト、種類、幅、硬さどうしたら良い?について書きます。



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