2025年11月23日
こんにちは!
シャルコー・マリー・トゥース病の続きです。

前回症状について書きました。
基本的に神経の病気であるためベースは神経内科の先生が診察します。
症状がこけやすいなどなので始めは整形外科を受診されますが、その後は神経内科がベースになります。
では整形外科はなにを治療しているのでしょうか?
リハビリテーションと装具治療、まれに手術治療があります。
シャルコー・マリー・トゥース病は手足の末端の筋肉がゆっくりと低下します。
徐々に足首や足の指の筋力が低下して歩くときにつまづいたり、指の筋力が低下して物をつまむ力が低下します。

そのため日常動作に困ることがでてくればリハビリテーションを行います。

足首の筋力自体を強くすることは難しいですが、歩き方の調整や関節が硬くならないように訓練します。
同時に足の筋力の低下が持続すると足が硬くなってきます。
典型的には凹足という土踏まずが必要以上に深くなります。
それだけならそれほど問題ないですが、足首が上にあげる筋力も低下するため歩行時に踵がつきにくくなり不安定になります。
足首の装具治療もよく行います。
よく使う装具は短下肢装具と靴型装具です。

短下肢装具としてはオルトップ、OMCFという上図のような装具をよく使います。
装具がかさばらないので普通靴を履けるメリットがあります。
変形が強く、足にまめなどが強くできる場合は靴型装具が良いと思います。

靴型装具はオーダーメイドで作成し、足の大きな変形があってもその足の形に合わせて形状を変えられるため変形が強くなる場合には短下肢装具よりも適していると思います。
変形が強いと手術も行われますが、頻度は多くないです。
筋力低下はゆっくりと進行するため手術が必要となるほど変形することは多くないです。
若い時期に変形がでてきた人が手術することはあります。
以上シャルコー・マリー・トゥース病でした。