2021年12月11日
こんにちは!
ケトジェニックダイエットの続きです。
ケトジェニックダイエット中は脂質を50-60%、残りをタンパク質、糖質は限りなくとらないことが重要です。
前回は脂質の摂取に関して書きました。
今回はタンパク質の摂取について書きます。長くなるのでまずはタンパク質、アミノ酸について書きます。
タンパク質とアミノ酸の違いをご存知でしょうか?
栄養剤としてプロテイン粉末はタンパク質、他にアミノ酸の製品も数多くあります。
簡単に書くとタンパク質はアミノ酸の集合体です。
タンパク質は20種類のアミノ酸からできています。
20種類の内で9種類は体内で作ることができないために、食事などで摂取する必要があります。
9種類は必須アミノ酸(Essential Amino Acid; EAA)と呼ばれています。
バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン
必須アミノ酸の中でも筋肉のエネルギー源として最も重要なアミノ酸を分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acid; BCAA)と言い、バリン、ロイシン、イソロイシンを指します。
アミノ酸はプロテインの分解されたものなので、サプリメントとして摂取するとすぐに吸収されます。
そのためトレーニング中に筋肉の分解を防ぐためにはアミノ酸が推奨されています。
少し前はBCAAが一般的でした。非常に味のおいしいメーカーのものがありXtend(エクステンド)が有名でした。
その後摂取するなら3種類のアミノ酸よりも体内で作れない9種類のアミノ酸全部摂取した方が良いと山本義徳先生が発信して
今やトレーニング中はEAAが主流になりました。
以前はEAAは苦くてまずくて、メーカーも少なく高価であったため摂取していた人は少ないと思います。
Purple Wraath (パープル・ラース)位しか有名なものはなかったです。
現在は色々なメーカーから発売され味も良くなり値段も安くなっています。
ただし9種類のアミノ酸の含有量が各社異なるため注意が必要です。
私はNeutraBio Labs社のIntra Blast オレンジマンゴー味を愛用しています。成分も良く味もおいしいです。
個人的にはコンテストに出るようなハードトレーニー以外はEAAもBCAAも変わりないとは思っています。
プロテイン粉末も吸収が遅いのでトレーニングの1時間前くらいに摂取しておけば同じような効果があると思います。
タンパク質、アミノ酸については以上です。
次回はケトジェニックダイエット中のタンパク質の摂取の仕方について書きます。