コラム

2024年9月23日

こむら返り 有痛性筋痙攣 原因


こんにちは!

今回はこむら返りについて書きます。

医学的には有痛性筋痙攣とも言われます。

読んで字の如く、痛みを伴う筋肉のけいれんという意味です。

こむら返りは下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)によく見られ健常な方の90%以上が経験していると言われています。

夜間に多く、筋肉のけいれんは数十秒でおさまることがほとんどです。

比較的お子さんには少なく、高齢者や妊婦さんに多く見られます

 

原因は明確には解明されていないですが、筋肉のけいれんなので脱水電解質異常神経の異常興奮などが原因として挙げられています。

筋肉の細胞はカルシウム、マグネシクム、ナトリウム、カリウム、水素の各イオンのバランスで正常に脳からの電気刺激により反応します。

脱水状態ではこのようなイオンバランスが崩れるために筋肉の細胞の異常な反応が起こると言われています。

夜間では飲水せずに寝汗をかくため脱水が起こりこむら返りが多くなります

運動中に多いのも脱水が原因の1つと言われています。

 

電解質も同じように細胞の各イオンのバランス異常で起こると言われています。

神経の異常興奮は筋肉は脳や脊髄からの電気信号で動くため、神経の電気信号の異常で起こります。

特に脊椎疾患、腰のヘルニアや脊柱管狭窄症の方に多く見られます

 

ただし原因はこれら以外にもあると言われ糖尿病や肝臓疾患の方も起こりやすいなどが指摘されています。

高齢者がなりやすいのは、年齢とともに筋肉の血流が低下し循環不良や神経の異常でイオンバランス異常や神経の異常興奮が起こりやすいと言われています。

 

次に対処方法について書きます。



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