2026年2月8日
こんにちは!
成人の補装具の続きです。

前回かかりつけ医のない方のために巡回相談というシステムがあると書きました。
しかし大阪市のようにかかりつけ医があっても18歳以降では補装具の意見書をかける医師を制限している市町村もあります。

18歳未満ではどの病院の医師でも意見書がかけますが、18歳以降ではガラッとかわります。
大阪市では18歳以降は平野区喜連にある大阪市立心身障がい者リハビリテーションセンターに行く必要があり、その所属医だけが意見書を書けます。
補装具の管轄は都道府県です。
そのため大阪府では通常は巡回相談はどの市町村でも行けますが、大阪市の方は他の市町村の巡回相談には行けません。
それは大阪市が政令指定都市だからです。

政令指定都市はその名の如く政令で指定された都市で、要件としては人口50万人以上の都市になります。
全国で20の都市が指定されていて大阪は大阪市と堺市が政令指定都市です。
人口の多い大都市は都道府県の行政機能を大半を移譲されて、より地域にそくしたスピーディーな行政が可能になるというシステムのようです。
システムとして良い部分もありますが、補装具の様に住んでいる市町村によって受けられるシステムが異なり逆に不便になることもあります。
特に大阪市では補装具に関して厳しいと言われています。
特定の補装具は認められません。

それは大阪市の嘱託医師が以前より認めないからです。
一方で他の市町村の巡回相談では認められたりしています。
巡回相談では都道府県の嘱託医師が意見書を作成し、判定するのも都道府県の職員になります。
このように同じ都道府県でも支給される補装具に差がでているのが現状です。
二重行政でも良いのですが、装具の判定基準はできれば全国で統一、少なくとも都道府県単位でも統一して欲しいものです。
住んでいる場所で変わる現状はよくないと思います。
以上成人の補装具でした。
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