2026年2月1日
こんにちは!
成人の補装具の続きです。

前回に身体障害者手帳を持っている方が車椅子などの色々な補装具を作成するのに医師の意見書と処方箋(装具の見積もり)が必要と書きました。

移行期医療が上手くいって成人しても整形外科などの装具を作れる病院、診療所にかかりつけがある方は意見書を書いてもらうことは可能ですが、かかりつけの医師がいない人も多くいます。
そのような方のために補装具の巡回相談という行政サービスがあります。

補装具の作成を希望される方が医師の意見書を書いてもらうために地域の市町村で行われる巡回相談に出席して意見書を書いてもらいます。
すべての市町村が行っているわけではないですが、1~3か月に1度決まった福祉会館などに都道府県職員と嘱託医がいて装具の相談、意見書の記載を行います。
私も嘱託医をしていて月に何度か巡回相談にいっています。
大阪でも人口の多い市(豊中市、東大阪市)は毎月1回巡回相談を行っていますが、人口の多くない市では3か月に1度や巡回相談を行っていない市町村も多くあります。
補装具は都道府県の管轄であり、自分の住んでいない市の巡回相談に参加可能です。
しかし、月に1回程度で予定やタイミングが合わないと遠くの町に行ったりしないといけません。

補装具も車椅子など耐用年数が越えて壊れて同じものを作り直すときは医師の意見書が不要な場合もありますが、装具の種類を変えたいときや自走車椅子から電動車椅子に変えたい時などは医師の意見書が必要になります。
成人でもかかりつけ医があればスムーズですが、巡回相談というシステムがあるのでかかりつけ医がなくても補装具作成は可能です。
しかしかかりつけ医があってもお住いの市町村によっては18歳以降では補装具の意見を書ける医師を制限しています。
大阪市も制限されていて非常に複雑です。
次に続きます。