コラム

2024年11月30日

あまり知られてない爪の世界 整形外科でも爪は治療する 肥厚爪 爪甲鉤彎症


こんにちは!

の続きです。

前回の爪の写真について書きます。

 

 

この爪は爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)と言われる爪です。

爪甲鉤彎症という病名もほとんどの医師が知らないと思います。

爪を専門的に治療している医師しか知らない気がします。

 

皮膚科さんにいってこの爪はどうしようもないと言われたり、よくわからない軟膏を処方されたりしていることが多いです。

爪甲鉤彎症は爪が肥厚して曲がったり変形している状態を言います。

原因としてはいくつかあります。

1番多い原因は外傷後だと思います。

他には靴が窮屈で足の指を圧迫していることや爪の感染などがあります。

爪甲鉤彎症は爪が伸びようとしたときに妨げる方向に力が加わり、爪がまっすぐ伸びることができずに肥厚していくために起こります。

外傷後では爪が剥がれた後によく起こります。

爪が剥がれると、新しい爪が根元から伸びていきますが、指先の軟部組織が爪がないせいで盛り上がるため爪が伸びる場所に位置します。

そのため新しい爪が軟部組織に押されて正常に伸びれないことが多いです。

 

靴が窮屈な場合も爪に対して圧迫する力が長時間かかると爪が肥厚して変形します。

 

次に爪甲鉤彎症の治療方法について書きます。

 



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