コラム

2022年6月26日

当院(開院1年)の小児疾患の治療内容 その4 装具編 内容マニアックです・・・


こんにちは!

1年間の装具のまとめです。

とりあえず装具列挙します。やはり通常のクリニックの足底板やコルセット以外の

小児や麻痺性疾患装具が多いと思います。

 

会社別に書いてみます。

7th seedさん

足底板(インソール)

靴型装具

プラスチック製短下肢装具(SLB シャーレ)

川村義肢さん

足底板(インソール)

補高(靴底の加工含む)

短下肢装具(SLBシャーレ、ジレット型、タマラック型、金属支柱型)

デニス・ブラウン装具(先天性内反足治療)

Ponsei装具(先天性内反足治療)

リーメンビューゲル装具(先天性股関節脱臼治療)

SPOC(ペルテス病治療)

長下肢装具

骨盤帯付き長下肢装具(二分脊椎 歩行訓練用)

ダーメンコルセット(腰椎圧迫骨折治療)

体幹モールド装具(腰椎分離症治療)

パランボ装具(膝蓋骨脱臼治療)

母指外転装具(握り母指治療)

車椅子

電動車椅子

座位保持装置

プレーリーファクトリーさん

動的脊柱装具(通称:プレーリーくん、側弯治療用装具)

グーくん(股関節外転装具)

短下肢装具

肘装具

手関節装具

靴型装具

Okuda R&Dさん

プローンボード(立位訓練用)

歩行器(PCW、SRC)

座位保持装置

細かな装具についていずれ説明書きます。

7th seedさんは患者のニーズを捉えた靴型装具と安定した精度の足底板(インソール)作成してもらいました。

特に靴型装具は遠方から来られる方も多いです。当院は学校や仕事を休まなくてよいように平日夕方と

珍しい土曜日午前の装具外来しています。

 

川村義肢さんは装具会社大手の強みで小児から成人まであらゆる装具に対応してもらっています。

通常の装具だけでなく補装具という車椅子も作成可能です。

当院に来ていただいている義肢装具士は私が大学病院時代から付き合いのある方で小児装具にも詳しい方です。

(川村義肢さんは大きな会社で担当により出来栄えにむらがあるように感じています)

 

プレーリーファクトリーさんは南大阪小児リハビリテーション病院のプレーリーくんの開発に携わった方が

されている会社で確かな技術と患者さんからの信頼がある会社です。

フットワークも軽く自宅にチェックもいただいているようです。

 

Okuda R&Dさんも南大阪小児リハビリテーション病院で補装具(座位保持装置、車椅子、歩行器など)を中心に

長らく一緒に働いていた方の会社です。

こちらもフットワーク軽く患者様の予定に柔軟に合わせて参院してもらっています。

 

以上装具でした。

私は装具かなり好きな整形外科医で、列挙すると皆さんにはチンプンカンプンな装具が多いかもしれません。

また装具については色々書きます。

 



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