コラム

2022年9月11日

発達障害 なんとか小学校入学 その後 経験談その3


こんにちは!

私の第2子の男の子の続きです。

 

何度も言いますが、発達障害を治療している年配の女医に

「自閉症。この子は普通の仕事に就けない」と2歳半の時に言われました。

一言もしゃべらなかったのが3歳直前で言葉は急に色々話すようになりました

一方で集団生活では他のお子さんと違って難しい面が多々ありました

運動会の入場は無理、音楽会ではおそらく普段と違う雰囲気を感じて壇上から逃走して舞台袖にいました

集合写真はまともに撮れたことがなかったように思います。

家では何も問題なく元気に過ごしていました。

 

2歳の保育から年少に上がる際に長女が通っている小学校の付属幼稚園に転向しました。

前の幼稚園とは違い発達や集団生活の難しさに寛容でした。

こどもの鞄に発達障害のセミナー?のお知らせがなんどか先生からしれっと入っていましたが。

 

年少では運動会の入場ではみなと並んで入場できませんでした。

年中くらいからみなと並んで入場できるようになってきました。

少しずつ改善はしていましたが、多分学年で最も集団生活ができていなかったと思います。

手のかかるわが子の面倒を見てもらえた幼稚園の先生に大感謝です。

勉強面では文字や数字も問題ありませんでした。

妻の影響か深海魚にハマってすごく詳しくなっていたため一時は真剣に将来さかな君か水族館の飼育員になる方法を調べたりしていました。

カタカナ興味もたなかったのでポケモン見せたらすぐに全部覚えていました。

 

小学校入学の時点では勉強的な問題はなく、集団行動もかなり改善されていました。

付属幼稚園も発達に理解ある学校だったのでそのまま小学校に進学させてもらえました。

 

その後小学校になると集団の難しさもほとんどなくなり、運動会も問題なく参加できるようになりました。

現在は発達障害の部分はほぼ全くなく、人間関係や学習に関しても問題はなくなっています

 

わが子のように5,6歳ごろまで問題があってもその後なくなる場合もあります

わが子ははじめは「言語」の発達障害から指摘されましたが、しゃべるようになってからは「認知・適応」の適応に難しさがあったと思います。

 

私がわが子の体験談を書いたのは

・発達障害の診断は難しい、ある程度の期間の観察が必要

・自分の経験でてきとうな診断する医師がまだこの時代にもいる!

・発達に問題ある子供は無理にさせるのではなくできることを伸ばして見守ることが大切

・一部の教育者にもまだ理解のない学校、幼稚園などがある

 

以上を伝えるためです。

わが子は現在は普通に勉強もしてゲームもして友達とも遊んでいます。

同じような経過から中には広汎性発達障害と診断されるお子さんもいるとは思いますが、

経験ではなくしっかりとしたまともな医師の診察や理解のある環境が必要だと伝えたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 



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